なんのなんの、野麦はすっかり秋色でした。
恐ろしく遅い入山時間になってしまいましたが、
今回は日帰りではなく今宵のねぐらも確保してあり、
「行けるところまで」と気楽にスタートしました。
ところが登山口がはっきりせずウロウロ。
結局村の真ん中辺りにある細い水路に沿って登りだし
何とか「岳谷登山道」を見つけることが出来ました。
・・・出来れば看板がほしいところですが・・・。
急になった山道をしばらくで尾根の上に出ます。
PM.1:20 1530m付近
ちょっとした広場があり、乗鞍本峰が遠く見えます。
そこに、やっと登山道の標識が出てきました。
私達が来た反対側からも道が上がってきており、
そちらの道の方には、ひょっとしたら登山口の看板があったのかもしれません。
さて、ここからしばらく道は小山の西側を巻くようになり、自転車をこいで登れるくらいの緩い登りが続きます。初めて知ったのですが、この辺りかなり大きい白樺林です。秋の透明な光を受け、青空にその白い色がまぶしく冴えていました。
（1530m付近の広場より遠く乗鞍本峰）
（所々自転車で登る事が出来ます。）
今日はここまでとし、
秋の静かな時を楽しむことにしました。
野麦峠方向には鎌ヶ峰がみつけられ、
「峠からのMTBはどんなものか？」など、
これからの課題に話が続きます。
（鎌ヶ峰）
MTBでゆっくり降りていきます。
技術的にどうのということではなく、
今を盛りに色付く木々や、
もう終わってしまった草花、
まぶしく光る白樺林、
そんな山旅をすることが出来、
とてもうれしく思います。
（盛りを過ぎたゴゼンタチバナ）
（美しい白樺林の降り）
rider. Mesu-Bati
（野麦集落の廃屋）