八王子峠から見上げた高賀山の林道が気になり、雪解け完了した中美濃林道と八王子峠を繋いでみました。
AM . 7 : 55 粥川基幹集落センター出発。
「八王子峠」と同じスタート地点です。
今日はセンター前に見事なしだれ桜がありました。
この春は天候不順で春めいた日が続きませんが、さすがに4月中旬、
今朝は冷え込みが無く自転車でも大して寒くは感じません。
「片知渓谷」を目指し長良川に沿って南下します。
交通量の多い国道156号線を避け対岸の細道をアップがてらゆっくり走ります。

AM . 9 : 00 片知渓谷入り口「谷戸」着。
ここから高度差870mの峠(中美濃林道ー奥板山真寄勢林道分岐)を目指します。
中美濃林道を走るのは今日で3回目となり、大体の要領がつかめてきました。
頑張らなければ良いのです。

坦々とした登りが続き、「千畳石入口」の看板から益々急になってきます。今までは「頑張らなければ!」と思っていましたが、気楽に行けば良いのです。
そのうち着きます。
AM . 10 : 20 瓢ヶ岳登山口駐車場着。
ここで高度差約650m 距離約10km。
ひと息入れ例の峠を目指します。
AM . 10 : 45 中美濃林道ー奥板山真寄勢林道分岐着。
高度差約850m 距離約12.5kmです。
下の片知渓谷入口から1時間45分でした。
少々頑張ってもMTBではそれほど変わらないでしょう。
前回はこの分岐を左に、「奥板山真寄勢林道」を高賀神社へ下りましたが、今回は右へ高賀山を目指します。
なんでも見晴らしがとても良いそうで楽しみですが、
今日はやや曇りがちです。

高賀山はまだ遠くに見えています。
少し行くと細い切り通しを過ぎ、山の裏側を走るようになります。しばらく行くと「郡上市」の境界標識があり、奥瓢ヶ岳側の登山口になっていました。登山道案内図にはいくつかの道が描いてあり、片知渓谷と絡めて色々遊べそうな気がします。

高賀山(最奥)
なるほど素晴らしい景色です。
標高1000m程をきれいな舗装路がつづいています。遮るものは何もありません。
立派な山岳道路です。
ただ残念なことは遠くの景色が白く霞んでいることです。
瓢ヶ岳(右)
分岐から出合った車は4台、バイクが1台。
まだ行き止まりの為、殆ど車は走りません。
何の為の道か分かりませんが、ローディーさんには嬉しい限りです。
途中、下に八王子峠とそれに続くだろうダート道が見えました。
高賀山
やがて正面に高賀山が見えてきました。

AM . 11 : 35 御坂峠着。
舗装路はここまで。高賀神社からの登山道はこの御坂峠を経由しています。中美濃林道を使えば歩きはたった15分。まだ登ったことがないので、ついでに登ることにしました。

階段の多い登山道で自転車には向いていません。
もちろん自転車向きの登山道などありませんね。
御坂峠
PM . 0 : 05 高賀山ピーク着。
先客が2組あり、ひと息入れています。
年輩の男性が「むかし僕も自転車をやっていたんだよ。今はそういうスタイルなの?」と話しかけてきました。敵意のない問い掛けにホッとしました。
頂上は360°開けていますが、曇りがちで遠望は利きません。八王子峠もまだ残っており早々に下山しました。
御坂峠から先へまだ林道は延びています。
どうもタラガトンネル辺りに繋がるようです。
何の為の道なのか分かりませんが、開通すれば人気の山岳道路になることでしょう。
八王子峠への分岐へ向かう途中、一人のローディーさんに出会いました。この先の状況を伝え分かれたのですが、後で前回(3/15)に瓢ヶ岳登山口で出会ったローディーさんだったような気がします。
もうすぐ私のロードバイクも出来上がります。
今度は拙者も「ローディーさん」ですゾ! 
中美濃林道を来し方に戻り、「通行止」の看板の立つ林道分岐に到着しました。
林道は少し見ただけでも相当荒れていることが分かります。
ただ、下方にこれから向かう八王子峠が小さく見えていて、何とかなりそうな気がします。
PM . 0 : 40 林道分岐下降開始。
このダートは強烈でした。
土のダートではなく、殆どが砕けた岩と角張ったバラスが敷き詰められたダートです。自転車は軽過ぎて全く歯が立ちません。それどころか、弾みで細い林道から飛び出すのではないかとオッカナビックリです。大きく電光形を切って、ダートは延々続きました。
高度が下がると部分的に舗装路も出だし、
少しだけ走れるように。
ただ、両腕は荒れた路面からの振動で痺れてしまいました。
PM . 1 : 05 八王子峠着。
ダートの下り30分は堪えます。
ともあれ核心部を乗り切りホッとしました。
峠には少ないながら桜が咲いており、
ささやかな春を感じます。
休息の後、宮奥林道を下り、粥川基幹集落センター(出発地点)を目指しました。
途中「矢納ヶ淵」で何やら神事が行なわれていたのですが、Vブレーキのけたたましい音を出してしまい、小さくなって通過しました。
PM . 1 : 45 粥川基幹集落センター(出発地点)着。

以下、余談です。
亀尾島林道を走った時何度もコケ、タイツに穴があいてしまいました。
ダメになるまでそのまま使うつもりでしたが、母が繕ってくれました。
ありがたいことです。まだまだ使えます。

やまであいましょう。