何故か国土地理院1/25000地形図には三峯山と記されています。???

Webを眺めていて見付けました。小さいながらも見晴らしの良い山だそうです。
記録を見付けられませんが、
地図を見ると、そばに中津原から下佐見へ抜ける破線が描かれており、
上手くすると周回コースにできるかも?

AM . 8 : 50 飛騨金山道の駅スタート。
今朝は強烈に冷え込み、道端の水溜まりに薄氷が張っていました。
飛騨金山道の駅からJR金山駅を目指し線路沿いの細道を北上、中津原集落をユックリ進みます。
AM . 9 : 10 三棟山登山口着。
集落の外れにある水道施設横が登山口。
薄暗い植林の中へ続く石の多い道です。少し行くとなかなか立派な石垣が現われました。登山口にあった案内板に「昔の水田の跡」とあるのはこの石垣のようです。昔は棚田が広がっていたのでしょう。素人が推察するに、耕作を止めた棚田をそのまま植林地にしてしまったのでしょうか?残念だったと思います。やがて勾配が増し電光形に山に向かうようになりましたが、相変わらずのWトラック。小さな橋を渡りしばらく行くと、佐見との分岐標識が現われました。

AM . 9 : 40 三棟山ー佐見分岐着。

まずは三棟山へ。
小さな沢を対岸に渡り小尾根に取り付きます。石がゴロゴロした道から柔らかな落ち葉の道になりました。
自然林へと変わっていく気持ちの良い道をしばらく行くと緩やかになり、小さなお社が見えてきました。

AM . 10 : 05 三棟山頂上着。(629.6m)
小広くスッキリとした頂上で、社の後ろ側に三角点があります。

立ち木が邪魔をしていますが、頂上広場から北へ行ったところに展望台が作ってあり、
御嶽・白山などの山々や麓の街並みが見渡せます。ここで小休止。
AM . 10 : 20 三棟山下山開始。
登りに思った通り、自転車を楽しむことが出来ました。

AM . 10 : 30 三棟山ー佐見分岐着。
予定通り佐見に向かうことにします。ここから完全にシングルトラックになりました。
植林の中を行くのですが、とても良い道です。

AM . 10 : 45 19番鉄塔標識着。
「ハテ?佐見への道は送電線から離れて行っていたはず?」慌ててGPSで確認してみると、
先の分岐から1本北の沢に入り込んでしまったようです。空身になり19番鉄塔の上の稜線に登ってみました。何とかなりそうなヤブの濃さですが、やはり地図の破線をたどらなければということで、もう一度佐見への分岐標識に戻ることにしました。

AM . 11 : 00 佐見分岐標識着。
そばに19番鉄塔案内標識があり、緑色のネットで巻かれた短い丸太橋が架かっています。行きに気付きましたが、先を目で追うと何だか分からない方向へ消えていきます。完全に植林作業道だと思いました。
気を取り直し丸太橋を渡ります。
直ぐに間違えた理由が分かりました。
古い倒木が道を塞ぎ、完全に道の存在を隠してしまっていたのです。そのまま進んでいくと意外にもはっきりした道がついていました。
しばらく山裾を巻く緩い起伏の道となり、かなり乗車できました。わりと調子良く行っていたのですが、
次第に頼りない踏み跡になり、時々踏み跡を見失う箇所もでてきました。そろそろ小尾根に取り付き
671m標高点へ登らなければならないのですが、それらしい踏み跡が見つかりません。
かなりウロウロしたのですがダメ。斜面の灌木が濃く強引に自転車を担ぎ上げるのは大変です。
空身で671m標高点まで登りGPSを頼りに地図の破線を下ることにしました。
どちらを向いてもヤブだらけなのですが、
少しでも自転車が通し易い所はないか右へ左へ。空身でも嫌らしい登りでした。

PM . 0 : 00 671m標高点ー西ピーク着。
破線が通っている稜線に登り上げました。
稜線上には何となく踏み跡がある様に見えます。
GPSを頼りに地図の破線を下ってみます。
全く踏み跡を見付けることが出来ません。完全に廃道化しているようです。今日はここまでとしました。山裾の巻き道はマダマダ心もとなく続いており消え掛かる最後までたどってみましたが、やはり斜面を登る道は見つかりません。
少し引き返しラーメン休憩としました。

PM . 0 : 40 下山開始。
残念ですが来た道を引き返します。

PM . 1 : 00 佐見分岐着。

PM . 1 : 15 登山口着。

PM . 1 : 30 道の駅帰着。

今回はスッキリしない結末でした。
帰宅後Webで調べてみると辛うじて大垣山協の「福来・三棟山」の記録が見つかりました。
残念ながら私のコースとは少し違います。
どなたか佐見に抜ける旧道の情報があれば宜しくお願いします。