暖冬かと思われましたが、なかなか! 寒い冬になりました。
峠道をスリックタイヤで走るにはまだ早く、MTBで出かけてみました。
美濃市の片知渓谷から関市洞戸板取へ抜ける「奥板山真寄勢林道」を走る予定です。
雪の状態が分かりませんが、「MTBであれば何とかなるのでは?・・・??」
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AM . 8 : 35 自宅出発。
片知渓谷へ向かう途中二つの峠を拾っていきます。
まず岐阜市の北隣り山県市の美山にある「椎倉坂(しぐらさか)」です。
多くの人が気にも留めないで通り過ぎて行きます。(あたりまえですが・・・)
旧道の横をずっと以前から県道256号線が走っていて、長さもなく名のある峠だと気が付きません。
椎倉の細い道を辿って再び県道256号線に合流したところが峠です。
AM . 9 : 45 椎倉坂着。

次は美山と洞戸を結ぶ「佐野坂」です。 
近年トンネルが三つもあるバイパスができ、この峠道もあまり利用されなくなったようです。
洞戸へ水遊びに行く時には必ず通る峠道でしたが、今では真っ直ぐハンドルを握ったままでOKです。
「佐野坂」登り口手前のお不動様です。たくさん幟が揚がって景気良さそうです。
なかなか良い峠道。 以前はもっと道幅が狭く路面も荒れていたように思います。
上部に出ると視界が開けました。
峠道として良いプロセスです。
AM . 10 : 30 佐野坂最上点着。
ほんの100m程の短い登りですが、
クネクネの面白い道でした。最上部の切り開きには何も目印はありませんが、手前のコブ山の上に「山神」様の石碑などが並んでいます。
AM . 10 : 45 道の駅「ラステンほらど」着。
ひと休みしていると、5・6人のローディーさん達がやってきました。
やっと暖かくなって、今日は絶好の「サイクリング日和」です。
これより板取川沿いに少し下り片知渓谷を目指します。

AM . 11 : 25
片知渓谷入り口着。
いよいよ本日のハイライトです。片知渓谷には瓢ヶ岳登山で幾度か訪れたことがあります。稜線部はなだらかでMTBが使えます。
以前は途中から酷いダートでしたが、登山ブームにより立派な駐車場もでき、登山口まで完全舗装となりました。
路面状態は良いのですがひたすらな登り。サボれません。
中盤のヘアピン辺りが一番堪えました。MTBの太いイボイボタイヤですが、ロード用の細いスリックタイヤでも厳しさには変わらないでしょう。
PM . 0 : 45 瓢ヶ岳登山口駐車場着。
ひと息ついていると峠方向から一台のトレイル・バイクが下りて来ました。
上の状況を聞いてみたのですが、峠手前からの雪が多く行けなかったそうです。
自転車は押しか担ぎになるとのこと。
今の登りで消耗しており、完全に戦意喪失してしまいました。
この陽気のこと、「来週は雪が消えているかも?」 今日は潔くここまでにしました。
ダウンヒルは言うまでもなく天国です。
やまであいましょう。