3 / 15
先週のリベンジです。
今回は自宅発ではなく、片知渓谷そばの「和紙の里会館」を出発点にしました。厳しい登りに備えての体力温存策です。
          セコイ!
AM . 10 : 25
「和紙の里会館」出発。

朝から快晴、今日は3月下旬から4月上旬の陽気になるとのこと。
遅いスタート時間ならばウェアーレイヤードも簡単です。
「和紙の里会館」から程なく片知渓谷の入り口に到着しました。先週の学習があり落ち着いてペダリングができます。登るに従い瓢ヶ岳も見えて来ました。
中盤の一番苦しいヘアピンで1人のローディーさんに抜かされました。「抜かされ慣れ」はしていますが、「ここでこの速さは・!」と思うほど。せこせこペダルを踏んでいるいる横を、大股でサクサク追い抜いていきました。立ち漕ぎではありません。思わず「はや〜!」と声が出ました。彼は「いえいえ」と軽く手を振り、アッという間に視界から消えてしまいました。
「瓢ヶ岳登山口駐車場」から少し登ったところで先ほどのローディーさんが下りて来たので、上の状況を聞いてみました。まだ雪があって進めないとのこと。ロード用シューズでは雪の上を押し登ることは出来ません。
私は峠から奥板山真寄勢林道を板取に抜けると伝えました。私の勝ちです。(イジマシイ)
彼にはウェアーについて教えてもらいました。
そして少し行くと、やはり雪が出てきました。
ラバーソールのMTBシューズですが、高さのない靴なので、雪が深くなると私も降参です。
PM . 0 : 20 峠着。(870m)
(奥板山真寄勢林道ー中美濃林道分岐)
峠は小広く、あまり雰囲気はありません。
峠と呼んでいますが名前はないようです。
林道の雪も靴を濡らすほどではなく助かりました。先週であれば大変な目に遭っていたかもしれません。
しばらくするとジムニーが二台上がって来て、右手中美濃林道へ入っていきました。
なんでも御嶽方面の景色が素晴らしいそうです。まだ轍も出来ていない雪の上をフラフラ上がって行きました。きれいに雪が消えてから、私も行ってみたいと思います。
ジムニーを見送り、私は反対方向の奥板山林道ダウンヒルをスタートしました。
北側になるこの林道には日影部分が多く、予想以上に雪が残っています。もちろん走り下ることは出来ないのですが、この冬一度もスキーをしておらず、雪上の「もがき」が楽しく思えました。
ときどき高賀山(最奥)も見えるようになりました。
かなり日影の雪が少なくなり、ちょっとした所は勢いで通過できます。余裕が出て来て油断しました。雪が切れた先は濡れた路面ではなく、まだ凍った路面でした。不意をつかれ危うく顔面強打の憂き目を見るところ。ギリギリでかわしましたが、このとき右ふくらはぎを痛めたようです。
しばらく行くと舗装路からダートに変わりました。
ダートがあることは知っていたので初め何とも思いませんでしたが、ケタはずれにヒドイ状態でした。
「酷道サイト」で時々見かける林道ですが、
特にこの時期とても「道路」とは思えません。
こんな所を舗装化しようとすれば、山全体をコンクリートでパックしなければなりません。とにかくMTBで来て良かったと思いました。そしてここまで酷いと、単に「林道走り」でもなかなか面白いものです。
繊細なロードバイクでは、曳いて歩くのも嫌になってしまうでしょう。
PM . 1 : 30 高賀神社着。
ダートは意外と長く続きましたが再び舗装路になり、最後は快適なダウンヒルになりました。ここからスタート地点の「和紙の里会館」までほぼ下り。気楽に走っていけます。

PM . 2 : 25 「和紙の里会館」帰着。
ロードバイクでは行きたくありませんが、
次回MTBで「中美濃林道」を走ってみようと思います。

やまであいましょう。